演出者 | ケビン・クラッシュ 1985-2012 |
ライアン・ディロン 2013-現在 | |
デビュー | 1979 |
キャラクターデザイン | キャロリー・ウィルコックス |
レスリー・アッシュ |
エルモ(Elmo)はテレビ番組『セサミストリート』に登場するモンスター(マペットキャラクター)の一つである。
同作の看板キャラクターであり、ミッキーマウス、ピングーに並ぶ世界的に愛されているキャラクターの一つ。
1972年頃に初登場した。1984年から2012年までマペティア(人形操者)はケビン・クラッシュ(en:Kevin Clash)。マイクで声を変えることなく、ファルセットにより地声と非常に異なるかん高い声を出している[1]。
特徴[]
体毛は真紅で大きな鼻を持っている。非常に好奇心が強く純粋で、大人を質問攻めにする事もある。その純粋さ故か時として常識ではありえない勘違いをし周囲を困惑させることもある。
エピソード[]
- 1992年に『エルモの歌』(Elmo's Song)という楽曲を発表している(作詞・作曲はエルモ本人とされる)。
- 1997年にはエルモが歌った楽曲を集めたベストアルバム『Sesame Street The Best Of Elmo』が発売された。
- 愛用の毛布を同じマペットであるゾーイに破かれていたが関係は現在のところ良好である。
- アメリカでは観光地でエルモの偽者が出没し観光客からチップをせびる事件が多発した事があった。犯人はおとり捜査で摘発された。
- 1996年にくすぐると笑い出す人形「くすぐりエルモ」(en:Tickle Me Elmo)が爆発的に売れた。アメリカでは店頭で母親たちの奪い合いになり負傷者がでたこともある。2006年9月にアメリカで、同年12月22日に日本でくすぐりエルモの復刻版「くすぐりエルモX」(Tickle Me Elmo X、TMX(Tickle Me 10およびTen Tickle Me eXtremeの略))が発売された。ちなみにくすぐりエルモXは、2006年10月からの1年間で30万個の売上[2]。
- 2011年、ジャスティン・ビーバーがマペット「JB」としてエルモと共演、共にラップを披露した[3]。
- 2012年11月、操者のケビン・クラッシュは未成年男子への性的暴行を訴えられた。ケビンは事実に反すると訴訟、無罪が確定したものの番組を降板する事態となった[4] [5]。
映画[]
- エルモと毛布の大冒険 1999年アメリカ
- 配給:ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
演出者[]
現在演出者
その他演出者
- ブライアン・ミール - 1980 - 1984
- リチャード・ハント - 1984 - 1985
- ピーター・リンツ - スパゲティ・スペース・チェイスオープニングイベントユニバーサル・スタジオ・シンガポール(2013年、着ぐるみキャラクターの声)
日本語吹き替え[]
- 落合弘治 - NHK版
- 松本健太 - テレビ東京版
批判と論争[]
「セサミストリート」のファンは、エルモの著名な地位が、テンプレート:仮リンク、ビッグバード、テンプレート:仮リンク、テンプレート:仮リンク、テンプレート:仮リンク、クッキーモンスターのような、より古いキャラクターの役割を大幅に削減したとして不満を表明している。一部のファンは、「セサミストリート」からカーミットを恒久的に立ち去らせたとしてエルモを非難している[6]。エルモは「セサミストリート」の伝統主義者によって「小さな赤い脅威(Little Red Menace)」と呼ばれている[7]。
セサミ・ワークショップに寄せられるFAQに、エルモが自分のことを自分の名前の三人称で呼ぶ(自分を"I"ではなく"Elmo"と話す)テンプレート:仮リンクを使うことで、多くの未就学児がその行動を模範するというものがある。それに対してこう回答されている。「3歳児と同じく、彼は常に適切な英語を話すスキルや知識を持っているとは限りません」[8]。
脚注[]
- ↑ 「セサミストリート」エルモ“中のひと”の正体はシブイ声のオジサン | 海外ドラマ&セレブニュース TVグルーヴ
- ↑ 『日経トレンディ』2007年12月号、80頁。
- ↑ エルモがラップ?? ジャスティン・ビーバーと「セサミストリート」で夢の共演 | 海外ドラマ&セレブニュース TVグルーヴ
- ↑ 「セサミストリート」エルモの“中の人”が一時降板へ 未成年男子への性行為で訴えられる - シネマトゥデイ
- ↑ 「セサミストリート」エルモの声優、未成年に性的暴行疑惑も一転“無罪”に | 海外ドラマ&セレブニュース TVグルーヴ
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ "Elmo dethrones Big Bird", Kim Lyons, Pittsburgh Tribune-Review, Jan. 11, 2006
- ↑ テンプレート:Cite web